医者のプライド・・・

 私が勤務医時代に大変お世話になった女医がいたのですが、開業することを決めて相談した時から、開業直前までも、私の開業を否定し続けてました。      

 「開業は難しい、今の時代そう簡単に経営できない、そんなに甘いものではない」と散々言われましたが、結局のところ、独り残され(私は常勤、彼女は非常勤の合計2名体制で仕事をしていた)、残された仕事も全部見なければならないプレッシャーがあったのか、あるいは、いわゆる嫉妬心だったのか、いずれにせよ、快く見送ってくれなかったことを今でも覚えています。      

 当時、開業準備で無茶苦茶忙しかったし、父が亡くなって、いろんな精神的不安があったので、その女医の人生論とか価値観とか、押し付けられるのが少々煩わしくなっていました。      

 男と女って、考えも感情も違います。男は、冒険好きで、やろうと思ったことを後押ししてくれる仲間や配偶者がいれば、その力を2倍にも3倍にもできると思います。女は、保守的で、危ない橋を渡るのは避ける傾向です。その女医は、男勝りの仕事ぶりなんですが、しかし、開業には最後まで反対でした。      

 開業時に何のお祝いの連絡も無かったし、結局最後の最後まで、自分の価値観を押し付けて私の開業を反対してたことから、私、うざくて、自ら開業後に連絡を絶ったのです。絶ったというのは、単にfacebookの投稿が見えないようにしただけなんですけどね。      

 そんなこんなで、連絡を絶ってから1年半ほど経過した先日、年賀はがきが届きました。そこには、「疲れたので、今の勤務先を退職します」という旨が書かれていました。とりあえず、私としては、過去にお世話になった人だし、長く務めた病院の退職をいろいろな思いで決めたんだろうということで、少々心配して、お疲れ様的な内容のメールを送りました。あくまで私は腰を低く、そして労いの言葉をきちんとかけた内容でした。      

 しか~し、これが誤った判断でしたね!      

 ネチネチネチネチ、未だ当時のことを根に持っていて、SNSの停止のこと、私の生き方についてのこと、私と何も話すことは無いとか、私を否定する散々な内容でした・・・。罵詈雑言とはこのことですね。女って怖いですね。    

 私から言わせると、私を利用するだけ利用してきた、ずるがしこい女ですわ。結局、自分が一番の人間なんでしょう。人にどうこう言う前に、自分の胸に手を置いて、自分のしてきたことが本当に正しいことばかりだったか良く考えて欲しいです。       

 昨日は、言われたことへ腹が立ったというよりも、尊敬していた先生に幻滅し、残念なブルーな気持ちでブログを書いていました。今日は、気持ちの整理がついたため、私の意見を書きました。      

 せいぜい頑張ってほしいですね。    

 私からの、先生へのはなむけの言葉は、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」でしょう。これにつきます。

2019年01月25日