今も人事異動で働く医局員たちへ・・・その3

 かなり、脱線しましたが、医局人事の話に戻りましょうかね。

 私の医局は、昔からそれなりの数の関連病院がある由緒正しき大学(旧帝大ではないですが)であり、建物も、体制も古いだけあって、医局は、軍隊のような感じでした。

 すなわち、上の者の言うことは絶対であり、医局人事はまさにその象徴です。下の意見は何一つ聞き入れてくれず、訳の分からないルールに従わせる。研修医であっても、学術総会にも自由に行かせてくれない。費用は個人負担にも関わらず・・・。そして、研修医の自分が、大学で留守番していても、何の役にも立たないにも関わらず・・・です。

 意味不明なのが、教授が帰宅しないと、准教授以下は、帰ってはいけないという暗黙のルールもありました。要するに、下っ端は、毎日22時くらいに帰宅なのですよね。まだ右も左も分からない研修医は、そのルールを従順に守っていました。

 今、考えれば、パワハラですし、残業代も出ないので、労災に絡む事案です。それよりも、「おかしいルール」と思いながら、同級生が文句も言わずに従っているということで、反論もしなかった当時の自分に腹が立ちますね。

 今、思い出しましたが、当時、私の医局は、他県の国立大学の医局とで、研修医同士の交換留学を行っていました。そこへ、私も2か月留学したのですが、そこは、何か何でも、早くに仕事を終わらせて、18時には帰らせる医局でした。「仕事は効率よくせよ!」という教授方針でしたね。仕事を終えて、よく飲みに誘われました。同じ国立でも、こうも方針が違うのは、なんでしょうかね。

 交換留学制度が無く、外の空気を吸えていなかったらとしたら、今も医局人事で異動していたかもしれません・・・。


続く・・・

2025年02月17日