医師国家試験に落ちる夢・・・

 先月、医師国家試験の発表がありましたね。私、1年に2~3回、国師に落ちる夢を見ます。多分、人生で一番、ストレスを感じた試験だったのでしょうね。

 医学部卒業しても、国師に合格しなければ、単に医学的知識のある浪人ですからね。研究職ならまだしも、世間一般では、「なんだ、医学部卒業しても、就職できなかった人と同じか」と言われるのです。

 私、大学院の頃、時間があるにも関わらず、整形外科専門医試験1回落ちました。ずばり、試験をなめていて、勉強していなかったので、当然ですね。言い訳なのは承知で発言しますが、専門医試験は合格でも不合格でも、医師の仕事は普通にできますからねぇ。国師国家試験とは格が全然違います。

 さすがに、大学受験に落ちる夢は見ませんが、国師国家試験の夢は、なんでこんなに見るのでしょうねぇ。相当なプレッシャーだったのでしょうか?皆さんどうせすか?


 さて、専門医の話もしましたが、開業時に専門医は不要です。ですが、箔が付くというか、自身を持って診察・治療できるというか、まぁ、印籠みたいなもんでしょうかね。

 この専門医をいつまで更新しつづけるのか、分かりませんが、専門医であったら、診療報酬を1.2倍にしてくれるとか、メリットがあればいいのですけれども、そういう動きは、まったくありません・・・。

 この先、借金の返済も終えたら、専門医の更新はしないでもいいなぁと思っています。専門医の他、スポーツドクターやリハビリ認定医など、更新のための講習会や更新費用が必要なものも持っていますが、果たして、意味があるのか、無いのか、私には、分かりませんねぇ。

 一般の人が、ドクターの出身大学や資格を見て来院するのは、あまり無いのじゃないかなぁと思います。私自身は、HP等をチェックしてその医療機関には行きますけれども・・・。

2025年04月20日