さて、私が、医局人事から離脱したのは、10年以上前です。同門の中では、相当早い方です。現在のクリニックから、海を挟んで隣の県にある医局ですが、心理的距離は相当遠く感じます。
やはり、若くして離脱すると、「勉強させてやって、奉公せずに離れるのは、身勝手じゃないか」という風潮が医局にはあるのかと思います。離脱後、何度か、日本整形外科学術総会期間中の同門会合に出席しましたが、居心地は悪かったですねぇ。2~3回ほど出ましたが、以後、やめました。
幸い、学術総会は、新型コロナ流行後、オンラインでの受講も認められているので、ここ数年は、現地にすら行っていません。
また、時折、医局主催の学会や講演会も、案内は来ますが、スルーしています。同門会誌の原稿依頼も来ますが、これもスルーしています。
このホームページのどこかに、以前書きましたが、私が医局を離れた理由の1つは、子供が障害児ということです。障害児がいる状態で、医局人事での異動は、とても難しいです。かといって、大学に残って仕事は、学位も取っていない私からすると無理ですし、遠慮せずに言うと、大学病院の給与は安すぎます。好きな車に乗ったり、旅行したりしたいのに、そんな費用すら捻出できません。
結局、それなりの生活をするには、バイトをしなければいけません。そうなると、結局、家族との時間も無くなるのですよね。そうなんです!やはり医者になったからには、私は、仕事の対価としてそれなりの給与が欲しいのです!医局人事を離れた理由のもう1つはそれですね。
仮に、市中の関連病院に異動になっても、子供が病気などの時に、他県にいる親にヘルプを求めることもできません。
具体的に、給与の話をしますと、関連病院って、所詮、規定の給与体制です。想像通りの相場です。その給与ですが、民間病院は比較的高くて、公的病院は安いのです。人事権は、個人にはなく、教授や医局長にあります。1年間、民間病院に行って、その後、公的病院へ異動になったら、その年は、住民税を払うのも嫌になります。
医局に属している限りは、外の世界が分からないと思いますが、転職サイトに登録して、自分を売りに出すと、特に医師になって10~15年くらいは、とても良い給与で病院と契約できます。
続く・・・