大学医局にいる時は、教授からの命令で、症例報告や術前カンファは、英語記載が必須でしたね。そのうち、それに慣れてきたら、今度は、カンファレンス中は、英語で話すように指導されました。
私は、英語がそれほど得意ではなく、リーディングは、それほど苦痛ではないですが、ヒアリングとスピーキングがまったくと言っていいほどダメで、カンファレンス中は苦痛でしたね。
開業した現在、英語を用いることは、ほぼなくなりました。外国籍・海外の方が診察に来ても、たいていは、日本語を話されますし、こちらの話も理解できている方が多いです。時折、日本に来たばかりで、日本語が、からっきしダメな患者様もいますが、そこで役立つのが、Googleの翻訳ソフトですね。
Googleに日本語を打ち込めば、各国の言語に翻訳してくれます。たいてい、こちらの説明は、理解してくれます。あちらの訴えは、問診票に図示してもらうので、まぁ、何となく、意図することは分かりますので。
当院は来院する外国籍の方は、令和5年現在では、ベトナム人が多いですね。次に中国。ブラジル出身の日系3世4世の方もいます。英語圏の人もチラホラ見かけます。
ベトナムの方や日系の方は、英語が通じませんので、「日本で英語が必須」でもないですね。
将来は、日本でも第二母国語が英語になる可能性もあるのですが、私が生きているうちは、無いでしょうね。
中途半端に英語を話すよりも、私のように堂々と翻訳ソフトを用いた方が、割り切れて良いと思います。スタッフには、格好がつきませんけどね(笑)。