国の方針で、マイナンバーがほぼ義務化されました。ほぼと言うのは、国は、「あくまで強制ではなく、任意ですよ~」と言っていますが、実際は、マイナンバーが無いことで不利益を被る(これは言い過ぎかな、単に面倒になる)構造になっていると思います。私は、マイナンバーが出始めた時(もちろん開業前)に、特にやましいことも無いということで、早々に入手しました。確定申告にも必要でしたからね。
今の日本では、移民や諸外国の人達の一時的な就労等で、外国籍の人が増えています。全員がそうでは無いですが、中には、不正に健康保険を利用する連中もいるでしょう。また、外国人に限らずですが、税金を納めない連中もいます。
税収は、国力を表しますし、なんといっても、社会保障費が莫大ですからね、税金逃れは、戦時中で言う、「非国民」のようなものです。社会保険料も税金も、とりっぱぐれが無いように、国もマイナンバーで国民をコントロールしたい気持ちはよく分かります。ただし、情報漏洩は怖いですよね。いずれ、オレオレ詐欺のみならず、悪い国々に情報を抜かれることもあるかもしれませんね。
さて、当院でも、マイナ保険証利用可能になっていますが、先日、読み取りができない事態になりました。すぐに復旧しましたが、当院のような弱小クリニックでは、マイナ保険証読み取り機は、1台追加購入も予算的に簡単にできませんし、設置するスペースもありません。
トラブルが起こった時に、国がどう保障してくれるのか、知りたいですが、国は、設置業者に確認するように言うでしょうね。まったくもって、無責任です。
そもそも、マイナ保険証読み取り機が約40万円って、どれだけ業者に儲けさせるのでしょうかね?専用のアプリを作成して、スマホにダウンロードして、それを読み取り機にすれば、格安ですよ。これも、忖度とか天下りとか、そういう事なのでしょうかね?
国としては、将来的には、共通の電子カルテで、全国どこにいても、過去の医療情報が分かるようにしたいのでしょう。
しかしながら、専門医を持っていて、基本能力は同じであってもしても、診断も治療内容も若干異なることがありますよね。医師は、患者一人一人の性格や感情を瞬時に見抜いて、その人に見合う適切な説明をする必要がありますし、それは、医師の経験によるのが大きいと思います。
他の医師が書いた共通の電子カルテに、事細かな情報が載るわけではないですから、共通カルテが意味を成すかは、不明です。むしろ、医師同士の不信感がつのる気がします。
いずれ、医療でもAIが主流になり、医者いらずの世の中になるかもしれませんが、何だかね、便利な世の中っていうのは、必ずしも、居心地が良いとも限らないのですよね。AIで、淡々とした説明、感情が無い説明、人としての温かみが感じられない説明、こういうのって、機械には到底無理と思っています。
もし、その辺りがクリアできる未来があれば、AIの能力は人間を遥かに超えているでしょうから、AIは、人間を不要な存在と考えるのではないでしょうか。まさに、ターミネーターの世界です。