先日、「今の時代、開業するには・・・」というブログを書きました。日曜日診療をすることに、かなり抵抗があるドクターいると思います。ご家族のいるドクターは当然そうですよね。また、毎週日曜日、お付き合いでゴルフに行く方も日曜診療は厳しいでしょうね。
であれば、薄利多売の整形外科で何をすれば、売り上げアップにつながるか?やっぱり、自費診療だと思います。
その昔、歯科で開業すれば、安泰と言われていた時代がありますが、今は、やっぱり保険診療だけではとても厳しい世界です。私の家系が歯科なので、身近に歯科医師が多くいますので、その辺りの事情は嫌というほど知っております。
整形外科に関しても、同じですよね。そもそも客単価が低いし、あと20~30年後には高齢者も少なくなりますからね。医療費もますます抑制されるでしょう。胡坐(あぐら)をかいている場合じゃないです。
であれば、積極的に自費診療を導入していくべきかもしれません。実際、当院では、にんにく注射、プラセンタ注射、プラセンタ化粧品販売等していますが、まぁ、やらないよりはマシかなぁという程度の利益です。
形成外科では、しわ・しみ取りを自費でしていますよね。眼科ではレーシック、歯科では矯正やセレックでしょうか。
それに比べ、整形外科は・・・厳しい!!何か、一発逆転の自費診療は無いのか?!
先日、とある業者が、自己タンパク質溶解分離キットのパンフレットを持ってきました。いわゆる再生医療に該当する治療ですね。直感的に、これなら、勝負できるかも!と思いました。
ただ、導入コストはおそらく高いですね。それに、治療費をいくらに設定するかですが、全国のクリニック・病院での治療費をネット調べたところ、ほぼ横ばい。抽出キットも都度購入しなければいけませんので、差益は5万円/患者というところでしょうか。5万で導入コストをペイして、さらに自費診療ですから、合併症等による訴訟を考えると、ちと、微妙かもしれませんねぇ・・・。しかし、当たれば、コンスタントに儲けが出ます。
減価償却期間って、だいたい7年くらいかなぁと思うのですが、そうすると、その半分の期間で初期費用が回収できれば、御の字(おんのじ)です。まだ見積もりもしてもらっていないですが、申請代行費や機械系で200~300万くらいは必要なんじゃないでしょうか。そうすると、年間20例は必須ですね。毎月2名・・・。私のような小さなクリニックではどうなんでしょう・・・
また、これについて、何か情報があれば、ブログに記載したいと思います。