さて、資料整理後、さらに2名の方が入ってこられました。1名は、おそらく医師会の方で、50代後半くらい、もう1名は、厚生労働省のお偉いさんと思われる60歳前後の方です。この厚生労働省のお偉いさんが、面談のkey
personです。
まず、近畿厚生局の方に、「簡単な自己紹介をしてください」と言われました。何を言うべきか迷いましたが、蒸し風呂状態の中、そして、1時間という限られた枠があるので、「昨年9月に開業しました整形外科専門医の〇〇と申します。よろしくお願いいたします」とだけ答えました。自己紹介なんて、まったくもって不要と思いますが、講演会の座長の先生と同じで、「慣例なので・・・」ということでしょう。基本は挨拶ともいいますし。私以外の4名の方々もそれぞれ簡単に挨拶されました。
さっそく、10名のリスト①からの指導が始まりました。この時点では、10名全部やるとは思ってもいなかったです・・・。せいぜい、3~4名かなぁと・・・。それぞれの指導内容については、今回は割愛します。
10名分の突っ込まれたところは、事前に「やっぱりか」と思っていた部分と、「えっ?そんなこと、当たり前やん!」というところが半々でした。そして、もちろん、私の勉強不足という部分もありました。まさしく、指導なんでしょうね。
相手方を怒らせてしまうことは、私の場合はありませんでしたが、あくまで謙虚に振舞いました。「今後、気を付けます」「すみませんでした、私の認識不足です」と結構言いました。もちろん、それは私の本心でありますが、その発言をする度に、指導する側の一時的に高まった緊張感が緩まっていった印象です。おそらくそれを言わせるのが、今回の個別指導の主たる目的だと私は思っています。「謙虚にルール通りに医療を行いなさい!」と言ってくれているのでしょう。ですので、皆さん、あくまでも謙虚に振舞いましょう!
次回に続く・・・